コンサート観客の1人が後日「はしか」と診断 大阪城ホール 発熱などの症状出た場合は医療機関受診を

大阪城ホールで3月6日に開催されたコンサートの来場者の中に、後日「はしか」と診断された人がいたことがわかりました。

今月6日、大阪市にある大阪城ホールで、人気バンド「BUMP OF CHICKEN」のコンサートが開かれ、所属事務所によりますと、観客の1人が後日、はしかと診断されたということです。

運営側は、ホームページなどで事態を公表し、他の来場者に対し、発熱などの症状が出た場合は、すみやかに医療機関を受診するよう呼びかけています。

大阪市によりますと、はしかと診断された人の近くの席にいた人たちと連絡を取っていて、感染が拡大していないかどうか調べているということです。

はしかをめぐっては、2月、アラブ首長国連邦から関西空港に到着した飛行機の搭乗者に感染者が見つかり、この便に関連して、10人の感染が確認されています。コンサート会場にいた人も、このうちの1人だということです。

© 株式会社ytvメディアデザイン