神戸の滝川二高、野球部監督辞任 部員に不適切行為、詳細明かさず

 神戸市西区の私立滝川第二高野球部の服部大輔監督(37)が部員に不適切な行為をしたとして15日付で辞任していたことが19日、同校への取材で分かった。行為の詳細については「生徒に影響を及ぼす恐れがある」として明らかにしていない。

 同校は春夏合わせて7度の甲子園出場経験がある強豪。2022年には前監督が、新型コロナウイルスに感染した部員を「〇〇(生徒の名前)菌」と呼ぶなど暴言を吐いたなどとして解任された。

 同校によると、服部監督は「チームに迷惑をかけて申し訳ない」と行為を認め、20代の教員が監督代行を務めている。同校は「問題を厳粛に受け止め、再発防止に努める」とコメントした。

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