J・フェリックス、アトレティコの選手との不仲を否定「彼らに恨みはないし彼らも僕に恨みはない」

バルセロナにレンタル加入中のポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが、保有元であるアトレティコ・マドリードの選手との関係について言及した。18日、スペイン紙『マルカ』がブラジルメディア『ESPNブラジル』での同選手のコメントを引用して伝えている。

ラ・リーガ第29節が17日に行われ、アトレティコ・マドリードとバルセロナが対戦した。試合は、38分にJ・フェリックスの得点でバルセロナが先制すると、47分にはロベルト・レヴァンドフスキが追加点を奪取。65分にもフェルミン・ロペスが1点を加えたバルセロナが、3-0でアトレティコ・マドリードを下した。

リーグ前半戦に続き、今節も保有元であるアトレティコ・マドリードから得点を挙げたJ・フェリックス。前回対戦時に比べて控えめなゴールセレブレーションを行なった同選手だが、「スタンドのファンは、僕がここにいた間に起こったことを知らない」と述べつつ、「見ての通り、僕が元チームメイトと仲が悪いと外から言われているのは事実ではない」と一部メディアから報じられるアトレティコ・マドリードの選手との不仲を否定している。

また、「見てわかるように、僕はサムエウ(・リーノ)と(トマ・)レマルに話をするために立ち止まり、みんな僕を抱きしめて話しかけてきて、家族の様子を尋ねたり僕の様子を聞いたりしてくれた」とやりとりを打ち明けながら、「彼らに恨みはないし、彼らも僕に恨みはない」と良い関係性を築けていると主張した。

一方、保有元との対戦となった試合については、「最大限に楽しもうとしていた。ビッグチームとの試合はいつも好きだし、ファンがもう少し挑発してくるようなスパイシーな試合も好きだ」とコメント。続けて、「僕たちはアウェイで、このスタジアムで、守備の堅いこのチーム相手に3ゴールというほぼ完璧な試合をした」と手応えを口にしつつ、「僕たちは彼らのことをよく知っているし、完璧な試合だった。ディフェンス、中盤、前線、すべてにおいて完璧だった」と振り返っている。

© 株式会社シーソーゲーム