ヒロミ「家キャンプができそうな雰囲気に」単身赴任で岩手に暮らす天津・木村と2人の娘のために自宅を大改造

お笑いコンビ・天津の木村卓寛が3月18日放送の『有吉ゼミSP』に出演。岩手県に単身赴任中の木村が、自宅の家具作りを依頼、その後の生活を明かした。

岩手県の生放送番組にてMCを務めているという木村は、3年前に東京に家族を残し岩手県に単身赴任。家具がほぼ1つもない賃貸の部屋に住んでいたが、番組を成功させて、家族を岩手に呼び寄せて一緒に暮らすことが夢。そこで、タレントのヒロミとSixTONESのジェシーがDIYで依頼に応える『八王子リホーム 芸能人の自宅大改造SP』の企画にて、家族で暮らしやすい家具を依頼。

実は以前、芸人の仕事だけでは食べていけず、ヒロミの専属ドライバーを務めていた木村。その後、岩手県での番組MCのオファーが舞い込むのだが、東京から通おうと考えていた。そんな木村にヒロミは「すごいチャンスをもらったんだぞ。通おうとしてんの?お前のそんな覚悟で岩手の人が愛してくれるわけないだろ。お前の覚悟を見せないと絶対成功しない!」「行ってこい!ドライバーなんてやめちまえ!」と愛ある喝をおくったという。

ヒロミの後押しで岩手移住の覚悟を決めた木村のためにも、木村が住む賃貸と同じ間取りのスタジオを使い、部屋を“丸ごとリフォーム”して応援したいと考えているヒロミ。木村の2人の娘たちのために折り畳み式2段ベッドもDIYした。

木村の最大の悩みは、小学生の娘たちから移住を反対されていること。友だちと離れたくないという娘たちからは、「岩手の(番組の)MCなんかやらなければよかったのに。断って!」と言われたこともあったという。悩んだ末に単身、岩手で働くと決めた木村。子どもたちが欲しがっているものの、お金がなくて買えないという2段ベッドを作れば、岩手に遊びに来てくれるかもと考えた、ヒロミからの木村と娘たちへのサプライズだった。

ヒロミのYouTubeチャンネルの編集も行っているという木村が作業をしやすくするために、収納可能なデスクも2段ベッドに取り付けることで、省スペースの多機能家具を完成させた。

部屋に入った木村は、「すごい!これが僕の部屋!?めちゃくちゃかっこいい」と興奮。ヒロミは「子どもが東京にいてなかなか会えないだろうから、家キャンプができそうな雰囲気にしておいた」と、キャンプ好きな木村一家のためにコンセプトを説明。

「ちょっと大きいけど編集用のテーブルを作った」と、2段ベッド兼デスクに誘導される木村。「作業しやすいですね」とデスクの感想を述べつつも、壁に収納されている大きな何かの存在が気になる様子。まだ2段ベッドだと気が付いていない木村に、展開して見せると、「2段ベッドです…めちゃくちゃうれしい」と思わず木村の目に涙がこぼれた。

それから3年の月日がたち…、現在4本のレギュラー番組を持ち、もりおか魅力発信大使を担うなど岩手県で活躍する木村。念願だった家族全員で岩手県に移住も果たす。

3年前は移住に反対していた2人の娘たちも出演し、「すごく寝やすいです」「個室感があっていい」とヒロミの作った2段ベッドや棚を引っ越し先の家でも使い続けている様子が伝えられた。

「おかげさまで岩手で楽しく生活できていること、あると思います!」と、木村と娘たちがヒロミへの感謝で締めくくった。

写真提供:(C)日テレ

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