[北京 １９日 ロイター] - 世界最大の太陽光メーカーである中国の隆基緑能科技は１９日、従業員の約５％を解雇すると明らかにした。
ロイターに対し文書で「太陽光発電業界は現在、複雑さと競争が一段と増した環境に直面している。市場の変化に適応し、組織の効率を上げるため、従業員の最適化を進めている」と表明。
従業員の３０％を解雇するとのオンライン上の情報は誤りだと述べた。
ブルームバーグ・ニュースは１８日、関係筋の話として、同社がコスト削減の一環で従業員の３分の１近くを削減する計画だと報じていた。
同社のウェブサイトによると、昨年４月時点の従業員数は６万０６０１人。
太陽光メーカーは、世界的な過剰生産能力と太陽電池の価格急落を受け、生産コスト以下での販売を余儀なくされている。
