いよいよソウルシリーズ開幕 韓国での公式戦開催はメジャー史上初

現在のMLBはアメリカ国内に本拠地を置く29球団とカナダのトロントを本拠地とするブルージェイズの合計30球団で構成されている。近年、MLBは野球の国際的な普及に力を入れており、アメリカとカナダ以外の国でも積極的に公式戦を開催。日本でもこれまでに5度、MLBの公式戦が行われている。2024年シーズンはドジャース対パドレスのソウルシリーズ2連戦からスタート。韓国での公式戦開催は史上初だ。大谷翔平(ドジャース)ら多くの日本人選手が出場予定のため、日本でも大きな注目を集める2試合となりそうだ。

MLBの海外公式戦は、1996年8月にメキシコでメッツ対パドレスの3連戦が行われたのが最初。メキシコでは、その後も1999年にパドレス対ロッキーズ、2018年にパドレス対ドジャース、2019年にレッズ対カージナルスとアストロズ対エンゼルス、2023年にパドレス対ジャイアンツの試合が行われている。

プエルトリコではこれまでに49試合が開催されているが、その大半は2003~04年にプエルトリコを準本拠地としていたエクスポズによるものである。それ以外では、2001年にブルージェイズ対レンジャーズ、2010年にマーリンズ対メッツ、2018年にツインズ対インディアンスの試合が行われている。

オーストラリアでは2014年にドジャース対ダイヤモンドバックスの開幕シリーズ2連戦を開催。また、2019年からはロンドンシリーズがスタートし、2019年にヤンキース対レッドソックス、2023年にカージナルス対カブスの試合が行われた。今年はメッツとフィリーズが対戦する予定となっている。

そして、日本では2000年に初めてメッツ対カブスの開幕シリーズ2連戦が行われ、2004年はヤンキース対デビルレイズ、2008年はレッドソックス対アスレチックス、2012年はマリナーズ対アスレチックスを開催。現時点で最後の日本開催となっている2019年のマリナーズ対アスレチックスはイチローの引退シリーズとなった。来年は6年ぶりに日本で公式戦が開催される予定となっており、どのチームが来日するのか注目が集まっている。

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