川崎がファジーカスの引退試合「NICK THE LAST GAME」開催を発表…5月30日に川崎とどろきアリーナにOBら集結へ

川崎ブレイブサンダースは3月18日、ニック・ファジーカスの引退試合「NICK THE LAST GAME」を5月30日にとどろきアリーナで開催すると発表した。

現在38歳のファジーカスは、2007年のNBAドラフト2巡目でダラス・マーベリックスに指名され、キャリアをスタート。ベルギー、フランスと海外のリーグでプレーしたのち、2012年に来日し、東芝ブレイブサンダース(現川崎ブレイブサンダース)に入団。来日後は川崎一筋で12シーズンプレーし、Bリーグの初代シーズンMVP、ベストファイブ、得点王などを受賞した。

2018年4月には日本国籍を取得し、同年6月にフリオ・ラマスヘッドコーチ指揮下の日本代表に選出。FIBAランキング上位のオーストラリア代表に勝利するなど、ワールドカップ予選突破に貢献した。

長らく日本バスケ界をけん引してきたファジーカスは、今シーズン開幕直前の2023年9月16日、宇都宮ブレックスとのプレシーズンマッチの後、2023-24シーズン限りで現役を引退することを発表。

クラブは今回の引退試合開催について、「日本での12シーズンにわたる活躍に対するクラブからの敬意と感謝、そしてファジーカス選手から日本バスケ界、サンダースファミリーへの感謝を伝える場として開催する運びとなりました。当日はBリーグおよび前身のNBL、日本代表でともにコートに立った選手やOB選手らを招いたエキシビションゲームとして開催いたします」とコメントした。

なお、今回の引退試合はJBAとBリーグが主催、川崎が主管。当日の試合入場券は、ファンクラブ会員のランクによって4月22日から順次発売される。

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