携帯電話の架空料金請求で現金10万円をだまし取られたとして、新潟県南魚沼市の60代女性が3月18日までに、南魚沼署に被害を届け出た。南魚沼署は特殊詐欺事件とみて調べている。
南魚沼署によると3月16日、女性の携帯電話に実在する通信事業者をかたったショートメールが届いた。女性が記載された番号へ電話すると、通信事業者の関連会社社員を名乗る男から「アクセスしたサイトの未納料金がある。救済制度を使えばお金が返ってくる」などと言われ、ATMから指定された口座に10万円を振り込んだ。
女性は3月17日、別の会社社員を名乗る男から携帯電話に連絡があり、「50万円の未納料金がある」などと言われた。高額であることから不審に思い、夫に相談したところ詐欺被害に気づいた。