著者は、「ランドスケープと夏の定理」で第5回創元SF短編賞を受賞したのち、同題の長編化作品で書籍デビューを果たし、アニメ「ゼーガペイン」シリーズの公式小説「エンタングル：ガール」をはじめとした数多くのノベライズ作品を手がけてきた、SF作家の高島雄哉氏だ。

「SYNDUALITY Noir」ではSF考証および20話脚本を務め、近年では「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のSF考証およびノベライズ担当や、「宇宙戦艦ヤマト黎明篇 アクエリアス・アルゴリズム」の著者として知られている。4月からTVアニメ放送が決定した「ザ・ファブル」ではシリーズ構成・脚本を担当するなど、多くのアニメ制作に関わっている、気鋭のクリエイターでもある。

カバーイラストを手掛けたのはイラストレーターのneco氏。各方面で注目を集め、「SYNDUALITY Noir」ではキャラクター原案を担当している。

「はじまりの青」の物語は、アニメ「SYNDUALITY Noir」の舞台である2242年から140年ほど遡った2099年からはじまる。人体を蝕む青い雨〈ブルーシスト〉によって、高度文明が崩れ去った世界。からくも崩壊を生き延びた幼馴染のふたりとその子孫たちの活躍を通じて、新たなる文明の誕生と発展が語られる。

以下、発表情報をもとに掲載しています

■アニメイト限定の購入特典も

アニメイト限定の購入者特典として、necoさんによるカバーイラストをあしらった〈ポストカード〉の配布が決定しました。アニメイトで「はじまりの青 シンデュアリティ：ルーツ」（創元SF文庫）をお買上のお客様にお渡しいたします。

シリーズ世界の知られざる成り立ちにせまり、ポストアポカリプス社会の未来史を描きだす必読の公式小説。アニメとゲームと併せてお楽しみください！

アニメイト商品ページ
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※特典は無くなり次第、終了とさせて頂きます。

■書誌情報

はじまりの青 シンデュアリティ：ルーツ/高島雄哉
原作：MAGUS
レーベル：創元SF文庫
ページ数：318ページ
ISBN：978-4-488-78503-1
Cコード：C0193
装画：neco
装幀：atd Inc.

内容紹介

西暦2099年。9歳のエリロスとアイが暮らす超高層都市を青い雨が襲う。強力な毒性を持つ雨は、人々の命を次々と奪っていった。生き延びたふたりとその子孫は、変わり果ててしまった世界の中で、新しいかたちの文明を築こうと試みるがーー四世代に及ぶ女性たちの活躍を通じ、TVアニメとゲームで展開される「SYNDUALITY」シリーズの、知られざる「はじまり」に迫る公式小説。

■著者プロフィール

高島雄哉（タカシマユウヤ）

1977年山口県宇部市生まれ。東京大学理学部物理学科卒、東京藝術大学美術学部芸術学科卒。2014年、「ランドスケープと夏の定理」で第5回創元SF短編賞を受賞（門田充宏「風牙」と同時受賞）。

18年の同題長編化作品は、第一作ながら「SFが読みたい！」国内篇第5位に、また星雲賞日本長編部門候補となった。

他の作品に、「エンタングル：ガール」「不可視都市」「小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女」など。16年の劇場アニメ「ゼーガペインADP」に始まり、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」「SYNDUALITY Noir」「ARMORED CORE VI」など、多くの作品にSF考証として参加する。

(C)MAGUS / (C)BNEI