中国・四川省の成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地で子どもがパンダにミカンの皮を投げる出来事があった。
中国メディアによると、騒動があったのは今月16日。見学中の子どもが飼育エリア内にミカンの皮を投げ入れているのを職員が発見し、注意した。ミカンの皮はすぐに回収され、パンダに被害はなかったという。
当事者が未成年だったため、保護者の32歳男性が監督責任を怠ったとして5年間同基地への入場を禁止されることになった。
中国のネットユーザーからは「（出入り禁止を）支持する」「よくやった」「自業自得」「もっと厳しくてもいい」「反省文の提出も求めよう」「当事者の子どもも出禁にすべき」「パンダはあんなにかわいいのになんでそんな乱暴なことができるのか」「生涯出禁にせよ」など、厳しい声が上がった。
同基地では昨年から今年にかけて、パンダに石や木の枝、果物などを投げた観光客が相次いで生涯入場禁止になっている。（翻訳・編集/北田）
