[マニラ 19日 ロイター] - 米国務省は19日、ブリンケン国務長官が週内に中東を訪問すると発表した。パレスチナ自治区ガザで戦闘を続けるイスラエルとイスラム組織ハマスの停戦合意とハマスが拘束している人質の解放を目指す。
フィリピンを訪れているブリンケン氏は、サウジアラビアとエジプトを訪問し、高官らと会談すると発言。「永続する地域和平の適切な構築について協議する」と述べた。
ガザへの人道支援拡大や戦闘終結後のガザ再建などが議題になるとみられる。
同氏は「ガザの住民の100%が人道支援を必要としている」とし、イスラエルには支援を優先する「義務が絶対にある」と発言。
「紛争終結時のガザについて計画を立てることも不可欠だとイスラエルに強調している。イスラエルの自衛の必要性を踏まえ、10月7日(のハマスによる奇襲攻撃)を二度と起こさない計画だ」と述べた。
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