スパイダープラス、セールス・イネーブルメントプラットフォーム「SALESCORE」を導⼊

セールス・イネーブルメントプラットフォーム「SALESCORE(セールスコア)」を開発・運営するSALESCOREは、スパイダープラスにおける、SALESCORE活用による営業組織改革の成果をまとめた事例インタビュー記事を公開した。

導入事例の背景

スパイダープラスは、建築図⾯・現場管理サービス「SPIDERPLUS」を運営し、建設業界において、さまざまな業務効率の最大化を可能とするサービスを提供している。

事業戦略を策定する中で、より高い成長目標を達成するためには営業1人ひとりの生産性を上げ、売上を伸ばせるよう、営業組織の文化や業務プロセスを変革する必要が生じていた。営業活動をより正確に把握し、改善しやすいようSFAの入れ替えを行ったが、取り入れたツールのBI機能ではやりたいことができなかったため、さまざまなツールを検討していた。

SALESCOREは、SFAと連携した営業データの記録や案件管理、営業組織のモニタリングに適したダッシュボードを有している点、営業戦略から現場への定着におけるベストプラクティスを有している点と、営業のことを理解している会社がつくっているBIツールという点が評価され、導入に至った。

スパイダープラスが抱えていた課題と『SALESCORE』導入による成果

【抱えていた課題】

  • セールスのどこが課題になっているかが不明瞭で、適切な打ち手がわからない
  • SFAの入れ替えを行ったが、取り入れたツールのBI機能ではやりたいことができずに困っていた

【実際の成果】

  • 現状の課題が数字で語れるようになり、さらにそれを部→課→個人の順にドリルダウンして見られるようになったことで、指導や戦術のバラつきなどさまざまな課題が見えるようになった。そのため、課題に対して打ち手を打てるようになった
  • 新規営業では、1Q(2023年1月~3月)と4Q(2023年10月~12月)対比で新規1人あたりの生産性が160%上がり、売上は245%増加した

SALESCOREとは

SALESCOREは、SFA(営業支援システム)へのデータ蓄積から可視化、分析が可能なセールス・イネーブルメントプラットフォーム。SALESCOREは営業組織の記録業務、データ分析・可視化などの業務のアップデートを通して、セールス・イネーブルメントを進めていく経営者・営業責任者・営業担当者をサポートする。2021年のサービス提供開始以来、スタートアップから大手エンタープライズ企業まで導入されている。

スパイダープラス 執行役員 ビジネスグループ商品企画部長 三浦慶介氏のコメント

「SALESCORE」に感じている価値は、やはり案件の可視化ができることと、CSVでデータを出力し、加工できることです。他にも、商談を一覧化して見るレポートを作成する際に、統一したフォーマットで作成できるのがすごく便利だと思います。

個人的に一番良いと思うのは、予実管理です。「SALESCORE」で目標対比が見えるようになり、そして純増がいくら、契約・解約がいくらなど、進捗の内訳をすぐにドリルダウンして見ることができるようになりました。

SALESCOREはUI/UXが良いので、「できたらいいな」を実現しやすいです。また、SALESCOREはよくあるSFAのグラフでは分かりにくい細かい数字まで見れるため、よりシビアに営業数字を把握・管理することができます。

スパイダープラス 営業企画部チームリーダー 阿部光太郎氏のコメント

全員同じフォーマットで見られて、その構築が簡単な方が使い勝手がいいです。SALESCOREのダッシュボードの場合、同じフォーマットで組織全体で見ることができます。そのため、現在社内ではSALESCOREのフォーマットで統一しています。

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