【試合終了】33年ぶり大舞台 学法石川(福島)は健大高崎(群馬)に敗れる 春のセンバツ1回戦

春のセンバツ高校野球で、福島県の学法石川は大会2日目の19日、第3試合で常連校の健大高崎(群馬)と対戦し、0対4で敗れました。

33年ぶりの春のセンバツ出場となった学法石川ナインに声援を送ろうと、スタンドには、1000人を超える大応援団が駆けつけました。初戦の相手は2年連続7回目の出場となる健大高崎です。

【1回表】
学法石川が1アウトランナーなしで2番福尾。食らいついた当たりは二遊間を抜けて、この試合初めてのヒット。しかし後が続かず、1回は無得点に終わる。

【1回ウラ】
学石の先発は新2年生エースの佐藤翼。緩急のあるピッチングで先頭打者から三振を奪うなど、初回を無失点で終える。

▼試合前 佐藤翼投手の父・忠義さんの話
「晴れの舞台なので精いっぱい戦ってもらいたい。気持ちを切らしたら負けなので、強気のピッチングで頑張ってもらいたい」

【2回表】
デッドボールや健大高崎の送球ミスで2アウト3塁1類のチャンスにバッターは佐藤翼。しかし、空振り三振で無得点に終わる。

【2回ウラ】
佐藤翼は2アウト2塁1塁のピンチを迎えるも、9番佐々木をライトフライに打ち取り、無失点で切り抜ける。

【3回表】
2番福尾が2打席連続ヒットで出塁し、3番岸波が送りバントに成功。2アウト2塁のチャンスを作る4番佐藤辿柊が打ち取られ、無失点に終わる。

【3回ウラ】
先頭打者にヒットを許すも佐藤翼の緩急あるピッチングで無失点で切り抜ける。

【4回表】
エラーで7番瀬川が出塁も、高崎のピッチャー佐藤龍月を攻略できず、無失点に終わる。

【4回ウラ】
佐藤翼が持ち前の制球力で高崎打線を翻弄。初めての三者凡退でこの回も無失点。

▼石川町で理容店を営む星亨さん(学石野球部OB)の話
「ドキドキしかありません。石川町民が待ち続けた甲子園、本当に楽しんでほしい。本当に胸がいっぱい」

【5回表】
2アウトランナーなしの場面で2打席連続ヒットの2番福尾に打順が回るも打ち取られ、三者凡退に終わる。

【5回ウラ】
この回も佐藤翼が高崎打線を打ち取り、2回連続の三者凡退に抑える。

【6回表】
4番佐藤辿柊がフォアボールで出塁も5番小澤が送りバントに失敗。6番小笠原も打ち取られ、無得点に終わる。

【6回ウラ】
2アウト3塁2塁の場面で、ここまで無失点だった佐藤翼の投球が乱れ、高崎に先制を許す。その後、佐藤翼は冷静に打ち取り、1失点でこの回を終え0-1。

【7回表】
追いつきたい学法石川は、佐藤翼がフォアボールで出塁するも、その後ランナーを進めることができず、無得点に終わる。

【7回ウラ】
高崎にフォアボールからチャンスを作られ、2点目を許し、ここまで好投を見せた佐藤翼が降板。その後の小宅、大友も高崎打線の勢いを止めきれず、この回3失点、リードを4点に広げられる。

【8回表】
2番福尾がこの試合3本目のヒットで出塁も、その後ダブルプレーでチャンスを逃し、無失点に終わる。

【8回ウラ】
3番手のピッチャー大友が高崎打線を三者凡退に抑え、無失点で終える。

【9回表】
追い込まれた学石は、連打で1アウト2塁1塁のチャンス。バッターは代打の大栄、ファウルフライに倒れる。フォアボールで2アウト満塁の場面を作るも最後まで得点を奪うことはできず、0対4で試合終了。

学法石川 000 000 000 0 健大高崎 000 001 30× 4

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