春といえば桜。桜といえばお花見！ これからのシーズンにむけて、家族や友人とお花見を計画している人も多いのではないでしょうか。お花見に欠かせないのがお弁当ですよね。「お花見感を演出したお弁当を作りたいけれど、凝ったものを作れる自信がない……」そんな人も安心してください。本記事を読めば、お料理が苦手な人でもお弁当作りのハードルが下がるはず。簡単なおかずでもお花見にピッタリのお弁当が作れちゃうテクニックや、おすすめアイテムをご紹介します。
お花見弁当に欠かせない！ とっておきの食材
これさえあればどんなお弁当もお花見弁当に早変わり！ お花見弁当に欠かせない食材が「桜の塩漬け」です。桜の塩漬けは桜の花びらを塩や梅酢に漬けて作られたものです。スーパーでは桜茶用としてお茶売り場に陳列されていることが多いですが、お店によっては製菓コーナーにお菓子作り用として陳列されていることもあります。取り扱っていないスーパーもあるので、近所で購入できない場合はネットショップを利用して購入すればOK。
おすすめの桜の塩漬け
桜花の塩漬 60g 富澤商店 桜の花 さくらの花 桜の塩漬け
桜花の中でも花びらが多く色の一番濃い「関山」だけを食塩と曽我の梅酢で漬け込んだ濃紅色の桜花漬。Amazonで人気の桜の塩漬けです。
さくら茶やさくら飯などのお料理やお菓子づくりにぴったりの桜の塩漬け。国産八重桜の香りを楽しむことができます。色も濃くてきれいと評判の桜の塩漬けです。
桜の塩漬けを使った簡単お花見弁当
おにぎりに桜の塩漬けを使えば、どんなおかずに合わせてもお花見感を感じられるお弁当が簡単に完成！ 旬の食材を使ったおかずをプラスすれば、より春感アップのお弁当に仕上がるので意識して取り入れてみて下さい。
桜の塩漬けの花びらの部分を混ぜ込み、ほんのりピンクのおにぎりに。さらに形の良い塩漬けをトッピングすれば、より春らしい印象を与えてくれます。旬の食材のタケノコの煮物も春らしさを演出するのに一役かってくれています。おにぎりもおかずも、難しいお料理を取り入れなくてもお花見弁当は作れちゃいますよ！（煮物が苦手な人は、タケノコの煮物の総菜を買っちゃうのもアリ！）
盛り付け方をちょっぴり意識するだけでできるお花見弁当
お弁当の定番のおかずも盛り付け方をちょっぴり意識するだけでお花見弁当に早変わり！ 桜の塩漬けを使うだけではなく、彩りを意識したり野菜の切り方を工夫したりするのが映えるお花見弁当作りのポイント。
おにぎりの彩りでお花見を演出
お花見を意識しておにぎりの彩りを工夫してみて。ゆかりや梅、たらこなど桜のイメージに近いおにぎりと鮮やかな緑色を取り入れたおにぎりを交互に並べる事で、春をイメージしたお弁当が完成します。おにぎりは丸く握ると盛り付けしやすくなりますよ。
飾り切りを活用！
定番の食材を飾り切りにすることで特別感のあるおかずに大変身！ 飾り切りが苦手な人は、100円ショップなどでも購入できる野菜抜き型がおすすめ。野菜抜き型を使えば簡単に桜の形に野菜をカットできるので時短にもなります。
おすすめの野菜抜き型
食洗機対応。菊・桜・梅・桔梗の形の野菜抜き型がセットになっています。
桜の花だけでなく、花びらや葉っぱの形の野菜抜き型がセットになっています。サイズも豊富なので食材によって使い分けることができます。
一人分のお弁当はデリバリー風がおしゃれ！
一人分のお弁当は、フードパックを使ってデリバリー風に仕上げるとおしゃれ！ 定番のおかずも、お弁当箱を変えるだけで特別感のあるお花見弁当に変身！
フードパックはDAISOのエコパックがおすすめ
DAISOで購入できる「電子レンジに使える環境にやさしいバガスモールドパック」（110円/税込）は、サトウキビをしぼったあとに残るバガスを65％使用したフードパック。環境に配慮しているだけでなく、電子レンジの使用も可能。プラスチック製のものよりも使用した後の処分も簡単ですし、普段と変わらない定番のおかずを詰めるだけなのにおしゃれなお弁当が作れちゃうのがおすすめのポイントです。
100円ショップで買える！ お弁当グッズでお花見感をプラス
お花見弁当は、おかずだけではなくお弁当に使うアイテムも桜モチーフにするのがおすすめです。DAISOやseriaなど、全国で展開している100円ショップでも特設コーナーができるくらい桜をモチーフにしたアイテムが販売されています。
桜モチーフのお弁当アイテム
seriaでは、お弁当に使える桜モチーフのピックや使い捨てカップが販売されています。普段使っているピックやカップを桜モチーフに変えるだけで、お弁当がより華やかな印象に仕上がります。使うだけで特別感を演出できるので、デコレーションが苦手な人にもおすすめ。価格はそれぞれ110円（税込）と、お手頃価格なのも主婦（夫）にとってうれしいポイント。
使い捨てのカトラリーを桜モチーフに
DAISOでも桜モチーフの紙皿や紙コップなどが販売されています。サイズやデザインも豊富なので使いやすい物を選ぶことができます。ただ、人気のアイテムは売り切れてしまう可能性があるので、見つけたら迷わず購入するのがマスト。筆者がおすすめするのは、桜の花の形をした紙皿。お花見の時に使用するのはもちろん、ホームパーティーの時に使用しても食卓のワンポイントになります。
まとめ
ちょっとした工夫やアイディアを取り入れれば、難しいレシピや、手の込んだ仕込みが必要なメニューでなくても華やかな印象のお花見弁当は作れちゃう！ 時間がない時は、カットされている野菜などを使うのもアリ。デリバリーでお弁当をオーダーするよりも、手作りのほうがコスパがいいというメリットもあります。また大勢で集まって楽しむことができる時代が戻ってきた今、お花見を楽しむ相棒にお弁当は欠かせません。 文／丸山寛子
