ライオンの赤ちゃん2年ぶり誕生 とべ動物園、3頭が愛くるしい姿

母親のリリ花から母乳を飲む赤ちゃんライオン=13日(とべ動物園提供)

 愛媛県立とべ動物園(砥部町上原町)で12日、ライオンの赤ちゃんが2年ぶりに誕生し、よちよち歩きの3頭が愛くるしい姿を見せている。園が19日に発表した。

 同園生まれの母親リリ花(9歳)が出産し、父親はネオ(9歳)。赤ちゃんの性別は不明で「ギャ、ギャ」と鳴いて母乳をねだり、体を寄せ合ってミルクを飲んでいる。推定体重はいずれも約1キロ、体長は約20~30センチで順調に成長しているという。短い足を震わせて立ち上がっては転んだり、母親に駆け寄ったりして元気いっぱいだ。生まれた4頭のうち1頭は死んだ。

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