DeNAは中川颯が5回零封&松尾猛打賞で快勝!度会の連続試合安打は「15」に増加

オープン戦
○ DeNA 3 - 0 オリックス ●
<3月19日・横浜>

DeNAは19日、オリックスとのオープン戦に3-0で快勝。投打で若手が躍動した1日となった。

先発は今季から加入した中川颯。昨季戦力外通告を受けた古巣との対戦となったこの日は、初回二死一塁で森友哉から空振り三振を奪い好発進すると、続く2回の一死一・二塁のピンチでもマーウィン・ゴンザレスを注文通りの二併殺に仕留めるなど持ち味の緩急を存分に発揮する。

援護したい打線は2回、「8番・捕手」でスタメン出場した2年目の松尾汐恩が内野安打で出塁すると、悪送球の間に松尾は一気に二塁へ。ここで打席に立った関根大気が適時打を放ち先制すると、なおも二死一塁からドラ1ルーキーの度会隆輝がオープン戦15試合連続安打となる右安打を放ちチャンスを拡大する。

惜しくもここで追加点とはいかなかったものの、援護を受けた中川は3回も二死一・二塁のピンチで森友哉を遊ゴロに抑えると、4回と5回はいずれも打者3人に抑えてこの日はお役御免に。5回72球無失点、4安打・1三振・2四球の内容でマウンドを後にした。

その後は3投手の継投でオリックス打線を封じると、打線も松尾の猛打賞など10安打を放つ猛攻でオリックスを突き放す。最後は守護神の山﨑康晃が三者凡退で締めくくり、オープン戦の連敗を止めた。

開幕まで2週間を切った中、フレッシュな若手がチームをけん引したDeNA。一時は首位に立つも3位で終わった悔しさを晴らす鍵となるのは、成長著しい若手陣にあるのかもしれない。

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