前田大然が髪の毛を生やし始めたことは、現地でも注目を集めた。そしてついに本人が明かした理由を、現地メディアも早速伝えている。
３月10日のスコティッシュカップ準々決勝リビングストン戦で、前田はハットトリックと大活躍。４－２の勝利とベスト４進出に貢献し、大きな賛辞を寄せられた。
一方で、一部のメディアは、これまでスキンヘッドだった前田が少し髪の毛を伸ばし始めたことにも注目。セルティック専門サイト『The Celtic Star』はゲンをかつぎ、「すぐに頭をそらないでくれ！」と、新ヘアスタイルのままで好調を続けてほしいと願ったほどだ。
そして今回、ワールドカップ予選のために帰国し、日本代表のトレーニングに合流した前田は、髪を伸ばすことにした理由について、５歳になる娘のためだと説明した。
前田は報道陣に「そろそろ坊主が嫌みたいな感じで言っているので、さすがに娘に嫌われたくないので、娘の言うことを聞いとこうかと伸ばし始めました」と話している。
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子どもからは南野拓実のようなヘアスタイルを望まれたものの、「さすがにヘアバンドはまだ早い」と話した前田は、「そこまでは伸ばす気はない」としつつ、「とりあえず坊主は脱出できた」と述べた。
一連のコメントを紹介したThe Celtic Starは前田が髪を伸ばし始めた理由は「楽しいまでにシンプルで、感動的だ」と報道。「ファンがあまり目にすることのない一面が示され、サッカー選手への親近感を高める」と伝えている。
「どんなアスリートも、愛する人から影響されて日々の決断を下しており、公の姿の裏にはプライベートがあることを思い起こさせる。マエダの新しい髪形は永遠に続かないかもしれない。だが今のところは、娘のアドバイスに従う父親の素敵なシンボルだ」
子どものために髪の毛を伸ばした前田がピッチで躍動し、日本代表とセルティック、そしてそのサポーターも喜ばせられることを期待したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
