“セントチヒロ・チッチ”加藤千尋が「肝臓を奪われた妻」で連ドラ初挑戦。「私自身ゾクゾクします」

加藤千尋が、日本テレビ系で4月2日にスタートするドラマDEEP「肝臓を奪われた妻」(火曜深夜0:24)で、連続ドラマに初出演することが分かった。

伊原六花が主演を務める「肝臓を奪われた妻」の原作は、「LINEマンガ2022年間ランキング(女性編)」で6位でにランクイン、国内累計閲覧数1億3300万ビューを超える人気作。貧乏だが真面目に正直に、幸せに育った北山優香(伊原)は、理想の人と結ばれ、幸せな結婚生活を送るはずだった。しかし、愛する夫の隠された本当の目的は、“妻の肝臓を病気の母に提供させる”ことだった――。肝臓を奪われ、夫にも裏切られた主人公の復讐(ふくしゅう)劇。彼女のたどり着く先に幸せはあるのか? 復讐の先に見えてくるものとは?

加藤は、2015年から“楽器を持たないパンクバンド”BiSHのメンバー、セントチヒロ・チッチとして活動。23年6月にグループ解散後、同年8月に加藤千尋名義で女優としての活動を開始した。音楽活動としては22年8月より、CENT名義でソロプロジェクトが始動し、23年には全国ツアーも行っている。

そんな精力的な加藤が演じるのは、主人公・優香の復讐相手、中村光星(桐山漣)の妹・中村弘子。弘子は我が強く、激しい感情の持ち主。兄・光星の威を借り、わがままし放題だ。井川グループの御曹司、井川賢三と玉の輿狙いで付き合っているが、賢三の心が離れていく際に、純粋に恋していたことに気付くというかわいらしい一面も。物語に独特のスパイスを効かせる加藤の鬼気迫る演技に注目だ。

加藤は「脚本をいただいた時、『肝臓を奪われた妻』という衝撃的なタイトルに、読むのがワクワクしました。『火曜ドラマDEEP』が新しく始まる大切な瞬間に、私としても初めて連ドラ出演する機会をいただき、とてもうれしく思います。強がりでわがままだけど、どこか不器用な弘子は、強烈な中村家の中で人生にもがきながらも、素直に誰よりも人間くさく生きる女の子だなと感じます。エネルギーあふれる彼女のパワーに負けないよう、私も精いっぱい挑戦していきたいです」と役柄についても触れ、「優香の復讐劇の中で弘子自身がどんな変化をしていくのか、キャラクターそれぞれの思いや、交差する人間関係がどんな結末にたどり着くのか、私自身ゾクゾクします。ぜひお楽しみしてくださいませ」とストーリー展開に期待を寄せている。

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