四半世紀の支配がさらに6年……ロシアは「変化」の姿を忘れたか

大統領として5選を決めて間もないロシアのウラジーミル・プーチン氏は18日、ウクライナからクリミアを併合して10周年を祝うコンサートで、「ロシア万歳!」と叫んだ。

ロシアの中央選挙管理委員会によると、プーチン氏は87%以上の得票率で圧勝したという。クレムリン(ロシア大統領府)は18日のコンサートで、そのプーチン氏とロシアが一体化したかのような演出をした。

他方で、プーチン氏の独裁体制が続くことは、ロシアにとってもウクライナにとっても、良いことは何一つないと、ロシア人ジャーナリストのアンドレイ・コレスニコフ氏は話す。

一人の指導者の支配が四半世紀続くロシアでは、多くの人が変化の姿を忘れ始めていると、BBCのスティーヴ・ローゼンバーグ・ロシア編集長がモスクワから報告する。

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