小林裕衣さん(大東中2年)厚生労働大臣賞 全国障がい福祉ふれあい作文コンクール 福島県須賀川市で賞状授与式

江尻会長(右)から賞状を受けた小林さん(中央)。右は高久教諭。

 第10回全国小・中学生障がい福祉ふれあい作文コンクール中学生の部で、福島県須賀川市の大東中2年、小林裕衣さんが厚生労働大臣賞を受けた。14日、同校で賞状授与式が行われた。

 全国の小中学生から1313点の応募があった。文部科学大臣賞、厚生労働大臣賞、内閣府特命担当大臣賞、会長賞に小学生、中学生それぞれ1作品が選ばれた。

 小林さんは「人と人に対応する」と題し、母親の言葉に救われた体験をつづった。助け合いや思いやりの大切さ、障害の有無に関わらず接することができる世界になってほしいという願いを込めた。

 小林さんは「賞がとれてとてもうれしい。同じような人がいたら、母のように助けたい」と語った。

 授与式では、県知的障害者福祉協会の江尻勝巳会長が小林さんに賞状を手渡した。高久晴道教諭らが同席した。

(県南版)

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