「当たり前の学生生活、それは本当にありがたいこと」コロナ禍に入学した学生が卒業 「4年間、ありがとう」 松山大学

松山大学の卒業式が19日行われ、およそ1200人が新たな一歩を踏み出しました。在校生もお祝いに駆けつけ、、5年ぶりにあれも復活です。

19日、愛媛県の県民文化会館で行われた松山大学の卒業式。学部と大学院あわせて1242人が卒業を迎えました。

卒業生の代表に学位記が手渡された後、新井英夫学長が「コロナ禍に入学した特別な学年で、制約が多い学校生活であったがこの学びの経験を今後の人生に生かし、社会で活躍してもらいたい」とエールを送りました。

そして、卒業生を代表して経営学部前田葵さんが答辞を述べました。

(経営学部・前田葵さん)
「教室で講義を受けたり、友人とたわいない会話をしたり。そんな些細なことで当たり前の学生生活が送れていること、そしてそれは本当にありがたいことなのだと感じました」

そして式が終わると…5年ぶりに、在学生のお祝い参加が復活!熱い胴上げが行われました。

(卒業生)
「後輩がいなければ、こんなに楽しく過ごすことができなかったので、本当に感謝している」

卒業生と在校生はともに過ごした日々をふりかえりながらかけがえのない時間を過ごしていました。

(卒業生)
「充実した大学生活おくれたので、もう卒業したくないです」
「コロナ禍からスタートした代だったので、リモートから始まったが友達にも恵まれて、立派に卒業できたのでよかった」
「ゼミで卒業研究を頑張った。卒業後はニュージーランドに行って語学の勉強を頑張る」
「(卒業後)金融機関で働くので、資格とかをとりながら、ステップアップしながら成長出来たらと思っている」

バイト仲間だという4人組は…。

(卒業生)
「素晴らしい友達に出会えたことが、一番良い思い出」
「けんかもなくギスギスもせず、平和な連中だったと思う」
「4年間、ありがとう」
「どういたしまして」

卒業生たちは大切な思い出を胸に、新たな一歩を踏み出します。

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