第96回選抜高校野球大会で、群馬県代表の健大高崎高を応援するパブリックビューイングが19日、高崎市役所の1階ロビーで開かれ、多くの市民が熱戦を見守った。
六回裏、2死二、三塁。相手の暴投により高山裕次郎選手がかえり待望の先制点を呼びこんだ。金井俊さん(76)=同市=は「チャンスをものにしたね。このまま守りきってほしい」と力を込めた。
さらに七回に3点を追加し、4-0で快勝した。大型テレビの最前列で声援を送った同市の主婦、吉井由紀子さんは「さすが健大野球部。初戦の硬さもあったと思うので、いつも通りの野球で次も頑張って」。一緒に見守った同市の団体職員、田辺規子さんは「紳士的なプレーをする健大が好き。伸び伸びと楽しんで勝ち進んでくれたらいいな」とエールを送った。