「神社から煙が」と通報 早朝の火災で青森・五所川原市の神明宮拝殿を全焼 本殿は被害免れる

火災が発生した神明宮=19日午前4時40分ごろ、五所川原市中央1丁目

 19日午前4時20分ごろ、青森県五所川原市中央1丁目の神明宮(齋藤麻毅宮司)で火災があり、木造平屋の拝殿など約240平方メートルを全焼した。けが人はいない。五所川原署が出火原因を調べている。

 同署や五所川原消防本部によると、同4時21分、通行人から「神社から煙が出ている」と119番通報があった。消防車7台が出動し、約2時間半後に鎮火した。出火当時、拝殿は無人だった。

 齋藤宮司によると、拝殿内にあるファンヒーターは18日は使用しておらず、同日夕に消えているのを確認したという。拝殿が焼け落ち、社務所につながる渡り廊下も一部焼けたが、本殿に大きな被害はなかった。

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