1万人の手形で33メートルの龍の絵を制作 仙台・東北高校の生徒も参加

生徒らの手形を集めて全長33メートルもの大きな龍の絵を作りあげるというイベントが、仙台市の東北高校で開かれました。

東北高校小松島キャンパスに広げられたのは、全長33メートルもある龍の絵です。

神奈川県のドラゴンアーティスト、國分夢志さんが一筆書きで描きました。

龍の周りには、國分さんが2022年から全国の学校などを訪れて集めた約3000人分の手形が押されています。

19日、東北高校の1年生と2年生の約250人がそれぞれの願いや夢を込めて手形を押していきました。

生徒「能登半島地震からスタートした年で、被災した人たちとかネガティブな気持ちでスタートしたのでとにかく早く復興をという思いで力強く込めました」

ドラゴンアーティスト國分夢志さん「夢とか願い事を考えるときは前向きな気持ちになる。前向きな気持ちが前向きな未来をつくいっていくと思うので、1つでも多く増やしたい」

國分さんは今後、海外などを回り計1万人分の手形を集める予定です。完成した龍の作品は、國分さんが「世界で最も天に近い」エベレストの頂上に運び成就を祈願するということです。

© 株式会社東日本放送