居酒屋で30人以上の食中毒 無期限の営業禁止の処分の店が閉店へ

JR出雲市駅前にある居酒屋を利用した客らが、下痢や吐き気、発熱などの症状を訴えた食中毒について、島根県は、19日付けでこの店から営業を廃止する届出が提出されたと発表しました。

食中毒が発生したのは、島根県出雲市駅南町にある和食居酒屋です。

2月29日から3月3日の間に店を利用した27人が、これまでに下痢や吐き気、発熱などの症状を訴えていて、検査の結果、ノロウイルスであったことが明らかとなっています。

19日にも新たに6人の患者が確認され、これで患者数は33人となりました。

店は、2023年7月にも食中毒で4日間の営業停止の処分を受けていて、1年以内に再度食中毒が発生したことから、島根県は、この店を無期限の営業禁止の処分としていましたが、県は、19日付けで、店から営業を廃止する届出が提出されたと発表しました。

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