クレア・ラウジー、新作アルバムより3rdシングル「it could be anything」を配信リリース

米ロサンゼルスを拠点に活動するアーティスト・ミュージシャン、クレア・ラウジー(claire rousay)が、4月19日(金)にリリースする新作アルバム『sentiment』より、3rdシングル「it could be anything」を3月19日(火)に配信リリースしています。

エクスペリメンタル・ミュージックやアンビエント・ミュージックの既成概念に挑戦することで知られているクレア・ラウジーが、米シカゴの老舗インディー・レーベル「スリル・ジョッキー」に移籍して放つアルバム『sentiment』は、機械的にエフェクトされたヴォーカルとギター演奏を大胆に取り入れ、クレア・ラウジー流ポップ・ソングに挑んだもの。アンビエンスを意識した現代的なフォーキー感覚やヴァイオリンをフィーチャーしたメランコリックなメロディが全体的に流れる中、フィールドレコーディングが印象的に散りばめられ、ドローンやミニマル・サウンドも効果的に登場する、エレメンツのバランス感覚が圧倒的に素晴らしい作品となっています。

2月21日にリリースされた2ndシングル「ily2 (feat. Hand Habits) 」には、「サドル・クリーク」や「ファット・ポッサム」からのリリースで知られ、ブレイク・ミルズの2023年作『Jelly Road』にヴォーカルで参加もしているシンガー・ソングライター、Meg Duffyによるソロ・ユニット“ハンド・ハビッツ”がフィーチャーされていました。今回リリースされた3rdシングル「it could be anything」には、コンポーザー / マルチ・インストゥルメンタリストのMore EazeことMari Mauriceがヴァイオリン、ハウディやケイティ・カービィなどの作品に参加しているBennett Littlejohnがベースで参加しています。

[コメント]
EMO AMBIENTの旗手にして歌姫、クレア・ラウジーが、驚くべきアルバムを提げて、遂に日本デビューを果たす。
風景と日常、響きと調べ、知性と情動、ポップ・ミュージックは、ここまでたどり着いた。
間違いなく本作は2024年最高の話題作になるだろう。
全感覚を押し拡げて聴いてほしい。
――佐々木敦

Photo by Mike Boyd

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