淡いピンク、ハナモモ見頃 茨城・古河

見頃を迎えたハナモモを楽しむ来園者=古河市鴻巣

「古河桃まつり」が開かれている茨城県古河市鴻巣の古河公方公園で、ハナモモの花が見頃を迎えている。

同公園内には、6種計約1700本のハナモモが植えられており、このうち9割は早咲き品種の「矢口」。管理者の市地域振興公社によると、ハナモモは2月27日ごろに咲き始め、その後の冷え込みで開花が一時遅れたことで、同まつり期間中に見頃を迎えた。比較的暖かい同公園の南側や西側で開花が早く、今後は北東側でも開花が進む見込みという。

栃木県栃木市から毎年夫婦で訪れているという甚野吉孝さん(68)と妻の喜久江さん(68)は「今年は一番良い時期に来ることができてうれしい。菜の花とハナモモを見ると、春が来たなと感じる」と話した。

© 株式会社茨城新聞社