『Apex Legends』公式大会のハッキング被害、アンチチートプログラム公式が声明「悪用されていないと確信」

バトルロイヤルFPS『Apex Legends』の公式大会でのハッキング被害が波紋を広げており、脆弱性の存在が指摘されていたアンチチートプログラム「Easy Anti-Cheat」公式Xが声明を発表する事態に発展している。

現地時間3月17日、競技シーンである『Apex Legends Global Series(ALGS)』北米地域大会決勝において、DarkZeroのGenburtenとTSMのImperialHalという、人気・実力において世界トップレベルの選手2名がハッキングの被害に遭い、同大会は延期。大会公式Xでは「近いうちに続報を共有します」とされている。

『Apex Legends』本体、あるいはアンチチートプログラムである「Easy Anti-Cheat」のどちらかに脆弱性があるという言説がSNS中心に拡散されていたなか、「Easy Anti-Cheat」公式Xが声明を発表した。

声明では「『Easy Anti-Cheat』内の潜在的なRCE(リモートコード実行)問題に関する、最近の報告を調査しました。現時点では、『Easy Anti-Cheat』のRCE脆弱性が悪用されていないと確信しています」と断言。「今後のサポートについてはパートナーと緊密に連携していきます」と今後についても言及している。

(文=リアルサウンド編集部)

© 株式会社blueprint