巨人・山﨑伊織が6回1失点の快投!5三振・無四球の内容で開幕へ弾み

◆ 5回までわずか被安打1の快投

巨人の山﨑伊織が19日、ロッテとのオープン戦に先発登板。6回1失点の内容で試合を作った。

山﨑は初回から先頭の岡大海を内角に食い込む148キロシュートで見逃し三振に抑えると、続くネフタリ・ソト、グレゴリー・ポランコも直球で凡退に仕留める上々の滑り出しを見せる。

続く2回もわずか8球でテンポ良く三者凡退に抑えると、3回には初安打を許すも冷静に後続を抑えてスコアボードに「0」をカウント。球威のある直球に小さく変化するカットボール、シュートを丁寧に投げ分ける持ち味を存分に発揮し、援護をもらった4回以降も淡々とロッテ打線をシャットアウトしていく。

マウンド整備を挟んで続投した6回では二死から岡に痛烈な打球で内野安打を許すと、続くソトにも詰まった当たりで繋がれこの日初めて得点圏に走者を背負う。ここでポランコに打ち取った当たりも遊撃と左翼の間に落ちる打球で同点を許してしまうが、続く山口航輝を直球で詰まらせて二ゴロに。6回76球1失点、4安打5三振無四球の内容でマウンドを後にした。

山﨑はプロ3年目の昨季、勝ち頭の戸郷翔征に次ぐ10勝を挙げ防御率も2.72の好成績をマークしていた。阿部慎之助新監督で新たな門出を飾る今季もローテーションの柱として高い期待がかかる。

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