伸びやかな新春競書4353点 岡山で児童生徒の優秀作品展開幕

伸びやかで力強い作品が並ぶ会場

 第41回岡山県児童生徒新春競書大会(山陽新聞社主催)の優秀作品展が19日、岡山市北区天神町の県天神山文化プラザで始まった。子どもたちの伸びやかで力強い作品がそろい、家族連れらが見入っている。24日まで。入場無料。

 山陽新聞社長賞、県教育長賞などの特別賞と特賞、特選に選ばれた計4353点を展示。2月の席上揮ごうで書き上げた「くし」(幼児)、「なかま」(小学2年)、「自然の風景」(中学2年)といった書が学年ごとに並び、訪れた人たちは感想を話し合ったり、記念撮影をしたり、思い思いに鑑賞していた。

 県知事賞に選ばれた倉敷市立茶屋町小1年川上紗柚さん(7)は「はらいに気をつけて書いた。良い賞をもらいうれしい。もっとうまくなれるようこれからも頑張る」と話した。

 競書大会には県内の幼児や小中学生らが1万452点を寄せた。

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