若き天才ラッパー・OZworldによる初書籍『Live Your Adventure. 冒険を生きろ』に注目

ラッパー・OZworldがこれまでに経験してきたフィクションさながらの出来事の数々、成功体験や失敗体験、そこから得た教訓や人生哲学、そしてそれがどのようにOZworldの個性豊かな作品の数々につながっているかを明らかにした一冊『Live Your Adventure. 冒険を生きろ』(KADOKAWA)を発売された。

天才か宇宙人か――? OZworldを語る時、人は言う。「一言では説明できない」「なんだかわからないけどすごい」「歌詞が、メロディが、普通のHIPHOPやラップじゃない」「とにかく一度、聴いてみてほしい」。OZworldはその唯一無二の個性で、日本のみならず、世界中にファンを獲得している。

現在では日本のHIPHOPを担う若き一翼として広く認知されているOZworldだが、生まれながらに才能に満ちあふれ、順風満帆だったわけではない。今も手にしている杖は生まれつきの脚のハンディキャップのためであり、脚を見られたくない一心で修学旅行にも行かない少年だったという。ノートいっぱいにネガティブな言葉を書き殴っていたこともあった。

一方、今のOZworldは、最大の弱点であったコンプレックスを無敵の武器に変え、聴く者の遊び心や好奇心を呼び覚まし、光や未来を感じさせるようなアーティストとして注目されている。

OZworldがぶつかってきた荒波や出会った人々、見つけた宝を拾い集めるように紡いだ自伝は冒険そのものであり、本書のタイトルを「冒険を生きろ」とした。

「ラップバトルはあんまり好きじゃない」といったエピソードから、「トランスヒューマニズム」「引き寄せの法則」など、普通のラッパーの著作には出て来ないような話や言葉が詰まった色とりどりの内容に加え、本人提供の写真やイラストも収録。OZworldのファンのみならず、冒険の途中にいるすべての人が共感できる内容だ。

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