「傷ついたから避けて欲しかった」久保建英は暴力的行為を受けたカディスMFと何を話していたのか? 本人に訊いた「僕も熱くなってたんで...」

試合後に何を話していたのか。気になる会話の中身を本人に訊いた。

3月15日のラ・リーガ第29節で、久保建英が所属するレアル・ソシエダはカディスとホームで対戦。2-0で快勝を収めた。

この試合で66分までプレーした久保は試合後、カディスのMFルベン・アラカラスと言葉を交わしていた。

アルカラスといえば、昨年12月の対戦(0-0)で、久保の脇腹あたりにパンチをしたうえ、別の場面で格闘技のようになぎ倒すラフプレーをしていた選手だ。堅い表情から、その時のことを話しているのは想像ができた。

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19日に千葉県内で行なわれた日本代表の練習後、取材に対応した久保にその点について尋ねると、こう明かしてくれた。

「正直に言うと、まずは、きついファウルだったけど意図的じゃなかったからそこは分かってほしいっていうのと、個人的に僕がSNSにあげたことについて、家族のところとか、そういう(批判的な)コメントが来て傷ついたから、そういうのは避けて欲しかった。僕も熱くなってたんで、そこは『ごめんね』っていうふうに、お互い思うところはあるけど、和解したって感じですね」

とりあえず、両者の間にわだかまりはなくなったようだ。

取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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