元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeチャンネルで森保ジャパンのGK選考について語った。
【動画】闘莉王が北朝鮮戦に臨む森保Jメンバーを語る
日本代表は、北中米ワールドカップのアジア２次予選で北朝鮮と対戦。３月14日に発表されたメンバーで、GKでは前川黛也、大迫敬介、鈴木彩艶が名を連ねた。
闘莉王氏は、ベスト８に終わった先のアジアカップで日本の全５試合にフル出場した鈴木の選出に疑問を呈する。
「最悪のアジアカップだった。また呼ばれてチャンスをもらえて、どうなのか。これは他の選手には、少しいただけないことなのかなと。他の選手は『え？ 何で？』ってなるよ」
アジアカップで日本は一度も完封試合がなく、計８失点。もちろん、GKだけの責任ではないが、少なからず鈴木が経験不足を露呈した部分もあるだろう。
闘莉王氏は、選ぶならシュミット・ダニエルの方がふさわしいという。
「今までの代表でシュミットはそんなにミスしたかといえば、そうでもない。多少の不安定なところもあったかもしれないけど、鈴木ほどのミスじゃなかった」
さらに、「これでまた先発として使われるのであれば、『じゃあ何やってもいいんだ』となる。北朝鮮戦で前川か大迫を使うのであれば、まだ分かるけど、もう一回、彩艶を先発させるんだったら、めちゃくちゃ不公平」と主張。そしてGKのスタメンには前川の名前を挙げた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
