米2月住宅着工10.7%増 2カ月ぶりプラス

 【ワシントン共同】米商務省が19日発表した2月の住宅着工件数(速報、季節調整済み)は年率換算で前月(改定後)より10.7%増の152万1千戸と、2カ月ぶりに増えた。市場予想の142万5千戸を上回った。

 中古住宅の供給不足を背景に、新築住宅を建てる動きが広がったことが着工件数を押し上げた。主力の一戸建てが11.6%増の112万9千戸となり、集合住宅も増えた。全体の着工件数の前年同月比は5.9%増。

 地域別でみると、中西部が前月より50.7%増え、最大市場の南部も15.7%増。一方、北東部は10.3%、西部は7.9%それぞれ減った。

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