DeNA・深沢鳳介がトミー・ジョン手術 キャンプで好アピールも右肘痛める

◆ 「自分を信じてリハビリに励みたい」

DeNAは19日、高卒3年目の深沢鳳介投手(20)が、同日に藤沢市内の病院で右肘内側側副靭帯再建術(トミー・ジョン手術)を行い、無事終了したことを発表した。

深沢は2年目の昨季、ファームの先発ローテーションに定着し、18試合(計93回1/3)で6勝6敗、防御率3.28をマーク。期待された3年目の春季キャンプは一軍でスタートし、着々とアピールを重ねていた。

練習試合では2試合で計5イニング連続無失点。三浦監督は「持ち味が出ていた。ブルペンでやってきたことをそのままマウンドの上で出せていて、打者が立った中でも自分のボールをコントロールできていた。そこは大きなポイント」と評価していた。

オープン初登板となった2月25日の楽天戦(宜野湾)も2回無失点と好スタートを切ったが、右肘の張りを訴え予定の3イニングを投げ切ることなく2回1安打無失点で降板。そのあとリハビリ組に合流していた。

そして手術を決断。深沢は球団公式サイトを通じ「手術を行うかすごく悩みましたが、もっとレベルアップしてファンの皆さまの前で投げられるように自分を信じてリハビリに励みたいと思います!」とコメントした。

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