工事、多言語で注意喚起 佐藤組が案内看板設置 北上金ケ崎IC口交差点

北上金ケ崎IC口交差点に設置された多言語表示の案内看板

 通行する歩行者や自転車に注意喚起するため、北上市相去町の総合建設業佐藤組(佐藤寛代表取締役社長)は19日、同市相去町の国道4号笹長根地区改良工事現場の交差点に多言語表示の案内看板を設置した。

 看板は幅55センチ、高さ140センチ。「工事中ですので、気を付けてお通りください」「ショッピングセンター2・1キロ」「コンビニエンスストア1・2キロ」などを日本語、英語、ベトナム語の3種類で記載している。

 施工する同社が2月に実施した「女性による安全パトロール」で、「案内看板が日本語しか書かれていない。外国人への対応を考えた方がいいのでは」との指摘があったのがきっかけ。付近の事業所にベトナム出身者が多く勤務していることなども踏まえ、表記に関しては同市青柳町の人材紹介業バンブーコネクト(髙橋範行代表取締役)の協力を得て看板を製作した。

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