【サッカー日本代表】「週刊新潮はとんでもないことになる」。伊東純也を巡る騒動、「虚偽告訴罪」が仮に成立したら…東国原英夫氏が展望

ユーチューブチャンネル『時事砲談TV』で、「虚偽告訴」の重みと自身の見解を示す。

元宮崎県知事でタレントの東国原英夫氏が3月17日、ユーチューブチャンネル『時事砲談TV』を更新し、「東国原英夫 伊東純也選手が初告白した真意について、代理人弁護士にも伺ってみました」と題した動画をアップした。そのなかで伊東側が女性2人を「虚偽告訴罪」で刑事告訴したその”重さ”を説明。まだ可能性は低いのではないかと言われるものの、仮に告訴が受理されて事実が立証されたならば「(この件を報じた)週刊新潮はとんでもないことになる」と指摘した。

3月21日には北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の北朝鮮戦とのホームゲームが国立競技場で行われる。そうしたなか伊東の状況について、東国原氏は「これが裁判になるのかならないのか、向こう(女性側)が(告訴を)取り下げるのか分かりませんが、裁判になるのであれば、刑事手続きは早くやっていただきたい。(伊東の代理人である加藤博太郎弁護士の話などによると)今、捜査機関が『事実の確認中』ということで、まだ手続きの段階らしいです」と語った。

まず女性側の伊東への刑事告訴についてだが、「起訴するのか、不起訴なのか。僕は不起訴だと思うのですが……。早く結論を出さないと、ワールドカップ予選も続いていきます」と、自身の考えを口にした。

そのうえで、次のように厳しい指摘もしている。

「もしも裁判で、仮に「虚偽告訴罪」が成立したならば、『週刊新潮』はとんでもないことになります。おそらく、虚偽告訴罪……つまり、告訴するために取材に応じた、みたいな因果関係などが仮に証明されたとしたら、その取材姿勢、報道姿勢はどうなのかと。松本人志氏と『週刊文春』の話にも通ずることです」

今回伊東側は女性2人を「虚偽告訴罪」で刑事告訴している。その女性側の背景に、そもそも週刊誌の存在があったのではないか――と。すでに伊東の元マネジメント担当X氏、A子さんのスポンサーを名乗るY氏といった伊東以外のトラブルが発端にあることも、他メディアで伝えられている。

「週刊新潮のズサンな取材の仕方。そういったものが論点・争点になるのではないか。これはとんでもないことになりますよ」

「これはサッカー界、日本のサッカー界だけではなく、日本の国益を損ねると、毀損すると。それは決して言い過ぎではないと思います」

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東国原氏は自身の加藤弁護士へのインタビューなど取材を踏まえ、そのように展望していた。民事の判断に委ねられるケースがほとんどである”男女間のトラブル”ではなく、”国益”にもつながりかねない問題であり、両者からの告訴状を受理している大阪府警の対応に注目しているということだ。

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