「ベルギーとは全く違う」ルートン移籍の橋岡大樹が語るプレミアリーグの“衝撃”

今冬にベルギーのシント=トロイデンから、イングランドのルートンへ移籍した橋岡大樹が、プレミアリーグについて語った。

アジアカップのメンバーからは漏れたものの、その間にステップアップを果たした24歳のDFは、北朝鮮との2連戦に挑む3月シリーズで日本代表に復帰。3月19日の練習後に取材に応じ、プレミア行きについてこう語った。

「行けたのはすごく嬉しいですけど、行けただけで満足する選手にはなりたくない。行って、活躍して、それで(初めて)ここに来て良かったなと思いますし、本当にまず試合に出ること、スタメンで出ることが大切なのかな」

【動画】プレミア初スタメンの橋岡がまさかの3失点関与
ベルギーとのレベルの違いには、やはり驚きを感じたようだ。「球際の強さ、試合のインテンシティの高さはやっぱりベルギーとは全く違いますし、攻守の切り替えが速い中で、もう休む時間がない。本当に90分間集中しないといけないものすごくタフなリーグ」と評している。

それでも、欧州王者マンチェスター・シティが相手だったデビュー戦では、手応えも掴んだようだ。

「世界最高のクラブと言っても過言ではないクラブとやったので、自分の中では、すごく刺激になった。ここでは(そういう相手と)やっていかないといけない。やっていける自信というのもつけられたのかなと思います」

世界最高峰のリーグに足を踏み入れた成長株は、「一試合一試合が本当に人生変えられるチャンスだと思っているので。相手がすごい選手の方が全部抑えちゃえばこいつすごいなって(なる)。本当にそのぐらいのリーグだと思う。そこで継続して自分のパフォーマンスを出せれば」と意気込んだ。

トッププレーヤーと対峙した経験を自信に、代表でも序列を高められるか。

取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

© 日本スポーツ企画出版社