クルマのプロたちが選ぶ「いいクルマアワード2024」「プリウス」が7年連続大賞 特別賞は価格と性能のバランスが良いコンパクトカー

トヨタ「プリウス」(Zoran Karapancev/stock.adobe.com)

オートアフターマーケット連絡協議会(東京都港区)は、このほど「クルマ屋さんが選ぶ いいクルマアワード2024」の受賞車を発表しました。大賞は7年連続でトヨタの「プリウス」、特別賞はスズキの「スイフト」が獲得しました。また、新設されたEV部門では、日産の「サクラ」が選ばれたそうです。

同アワードは2017年より開催しており、今年で8回目。車の流通で製造・販売以降に携わる事業者で、自動車整備、車体整備、買取り、用品・部品販売、新車・中古車販売、ロードサービス、ガソリンスタンド、カーディテイリング、保険などの従事者を対象として、2023年12月〜2024年1月の期間でwebアンケートを実施したといいます。

▽大賞:トヨタ『プリウス』

トヨタ「プリウス」(Zoran Karapancev/stock.adobe.com)

その結果、トヨタ『プリウス』が7度目の対象を獲得。本アワードから60シリーズと呼ばれる新型が対象となり、高いレベルの燃費と故障の少なさ、そして高いリセールバリューに加えて、洗練されたスタイリッシュなデザインへの評価も高く、経済性とのバランスが高く評価されました。

▽特別賞:スズキ『スイフト』

スズキ『スイフト』(Виталий Сова/stock.adobe.com)

価格と性能のバランスが良いクルマとして多くの支持を集めたスズキ『スイフト』が特別賞を獲得。特にスポーツタイプの車両が高額になる中で、『スイフトスポーツ』の存在も大きく、コンパクトスポーツとしての良さと手頃な価格が高く評価されました。

▽EV賞:日産『サクラ』

日産『サクラ』(Ned Snowman/stock.adobe.com)

本アワードから新設されたEV賞では、高価で大きなEVが増える中で、軽自動車枠に収まった手頃なBEVとして登場した日産『サクラ』が受賞し、使い勝手の良さとデザインの良さが多くの支持を集めました。

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