「見せてくれていないんだよ何も」闘莉王が前田大然&浅野拓磨を酷評!「活躍しなくても選ばれるんだとなる」

元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeチャンネルで森保ジャパンのFW選考について語った。

【動画】闘莉王が北朝鮮戦に臨む森保Jメンバーを語る
日本代表は、北中米ワールドカップのアジア2次予選で北朝鮮と対戦。3月14日に発表されたメンバーのうち、本職がFWなのは浅野拓磨、小川航基、前田大然、上田綺世の4名だ。

そのなかで、闘莉王氏は2019年以来の代表復帰を果たした小川に言及。「新しい風を吹かせてくれる」と期待を寄せる。

一方、準々決勝で敗退した先のアジアカップで無得点に終わった浅野と前田には手厳しい。

「また、浅野、前田が選ばれている。別に活躍しなくても選ばれるんだとなる。アジアカップを見ていると、どれだけ不甲斐ない戦いをしたか。もう一回、動画で見直してほしい。振り返ってみてよ。見せてくれていないんだよ何も」

また、FWの責任にも触れる。日本代表のポジション表記が近年、GK、DF、MF/FWとなっている点に不満を表す。

「ミッドフィルダーはミッドフィルダー、フォワードはフォワードと分けて。こんなところもカモフラージュしているのが気に食わないな。

『こいつはフォワードだ』『いや、ミッドフィルダーで登録しているんだったら、別にそんなにゴールの数字を当てにしないよ』という言い方もできる」

前線からの守備への貢献度が考慮された可能性を認めつつ、最重要なのは得点やアシストなど、目に見える結果だという。

「走ってくれたって、マラソンの選手。ボールを持った時にどうなんだというのが、一番大事。ボールを持った前田、浅野は酷い。違うチャンスの人たちにもチャンスをあげろ」

具体的には、大橋祐紀、古橋亨梧、大迫勇也の名を挙げた。

そのうえで、FWのファーストチョイスはアジアカップで4得点の上田とし、続いて小川について「使わないんだったらまじでひどい」と訴えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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