地元食材でランチ始めました! 地震再建...相馬ステーションホテル

ランチの営業が始まった相馬ステーションホテル

 福島県沖を震源とする2022年3月の地震の影響で休業し、建て替え工事を経て営業を再開させた相馬市の相馬ステーションホテルは18日、ランチ、喫茶の提供を始めた。

 休業前はランチなどの営業は行っていなかったが、宿泊客はもちろん、地域にも親しまれるホテルにしたいと新たに始めた。メニューは、肉料理と魚料理の2種類の週替わりランチ(1200円)、パスタランチ(同)、限定5食の海鮮二色丼(1450円)。

 初日から提供が始まった魚料理のランチは、相双沖で水揚げされたヒラメがメインになった。こんがりと焼き上げたヒラメを、酸味が利いたラビゴットソースとカリフラワーのピューレで楽しむことができ、二つの小鉢とスープに加え、手作りのデザートも付く。

 ホテルを運営する「泉」取締役で厨房(ちゅうぼう)を取り仕切る舘山正明さんは「地元の食材も使って、地域の方に喜ばれるランチでもてなしたい」と話している。喫茶タイムは午前9時~同11時。ランチタイムは午前11時~午後2時。問い合わせは同ホテル(電話0244.35.1121)へ。

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