池袋東武で「アルプスの少女ハイジ展」開催、原作本の展示やコラボグルメなど

東武百貨店は3月22日~4月9日の期間、東武百貨店 池袋本店(東京都豊島区)の8階催事場において、放映50周年記念特別企画「アルプスの少女ハイジ展」を開催する。入場料は、一般・大学生が1000円、小・中・高校生が800円。なお、未就学児および物販コーナーは入場無料となる。

放映50周年記念特別企画「アルプスの少女ハイジ展」(C)ZUIYO

全館でスイスフェアも

アルプスの少女ハイジ展では、ハイジの世界としてスイス・アルプスの魅力を伝える動画やパネル、原作者や原作本の展示、テレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」の製作舞台裏を当時の貴重な制作資料・原画・グッズなどを約500種展示する。あわせて、アルプスの自然と文化の魅力を紹介するとともに、放映50周年記念・会場限定グッズのほか、ハイジやクララ体験ができるフォトスポットも設置される。

会場では、アルプスの少女ハイジの原作である、スイスの女流作家ヨハンナ・シュピーリ氏が53歳の時に発表した『ハイジの修行時代と遍歴時代』とともに、ヨハンナ・シュピーリ氏とハイジが愛した山々、自然や動物、文化などを紹介する展示が行われる。

ヨハンナ・シュピーリ氏
スイス・グリンデルワルド村
テレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」の制作陣が1973年に現地取材で赴いたラウターブルンネンの谷
雄大なアルプスを描いた背景画作品も多数展示

さらに、現地取材で小田部羊一氏が描いた三つ編みのハイジなどの稀少な初期スケッチや、脚本・演出を担当した高畑勲氏の制作資料、宮崎駿氏がレイアウトを担当した制作資料を展示する。

イメージボード(小田部羊一氏・作)
高畑勲氏の制作資料
宮崎駿氏によるレイアウト

4月6日の11時~12時、13時~14時、15時~16時、17時~18時には、セルカラーデザイナー(セル絵の具の色彩設計)とセル画彩色のプロによる、セル画制作の実演が行われる。

期間中は、テレビアニメのアルプスの少女ハイジ放映50周年を記念した会場限定グッズを販売する。なお、会場で税込み2000円以上(合算不可)購入した人の中から各日先着100人にミニ色紙1点がプレゼントされる。

【会場限定】ノリタケ カップ&ソーサー(ヨーゼフ柄、価格は1万890円)
【50周年記念限定】ブランケット(オールキャスト柄、同3850円)

そのほか、テレビアニメのアルプスの少女ハイジの名場面を再現できるフォトスポットも設置する。

フォトスポットの設置イメージ

同イベント期間中は、地下2階・地下1階の食品フロアにおいて、ハイジがデザインされた東武限定のスイーツが、数量限定で販売される。

地下1階のダロワイヨ レ マカロンでは、「アルプスの少女ハイジ50周年記念 マカロン詰め合わせ」(6個入り、同2592円)を販売する。

アルプスの少女ハイジ50周年記念 マカロン詰め合わせ

地下1階の文明堂東京では、ハイジとユキちゃんの可愛らしい絵柄を入れた「アルプスの少女ハイジ50周年記念 カステラ特1号」(同1944円)を用意している。

アルプスの少女ハイジ50周年記念 カステラ特1号

地下1階のケーニヒス クローネでは、同店のキャラクター「ポチ」を型どったバター風味のサブレに、ハイジとポチがコラボしたかわいいイラストをプリントした「ハイジとポチのなかよしハッピーサブレ」(4枚入り、同1944円)を販売する。

ハイジとポチのなかよしハッピーサブレ

地下2階のキーコーヒーでは、ふわふわのスフレパンケーキにベリーとクリームをトッピングした「ハイジのスフレパンケーキ(ソフトクリーム付)」(同715円)の提供を、各日の正午から行う。

ハイジのスフレパンケーキ(ソフトクリーム付)

11階のレストラン街に出店している「但馬屋珈琲店」では、ハイジの物語の世界観が楽しめるコラボメニューを提供する。

「スイスコーヒー(チェリーシロップ入り)」(同950円)の提供イメージ
「ハイジのチーズパン(コーヒーゼリーのスーべニア付)」(同2050円、コーヒーまたは紅茶付きなら2750円)の提供イメージ

あわせて、8階催事場ではクジラ荘から、「ハイジのお山の切り株ドッグ」(同1188円、各日20個を予定)が販売される。

ハイジのお山の切り株ドッグ

そのほか、三つのスタンプを集めると、3月21日までオリジナル缶バッジ、3月22日~4月9日の期間にオリジナルクリアファイルがもらえる、「アルプスの少女ハイジスタンプラリー」が3月1日~4月9日の期間に行われている。スタンプの設置場所は、東武東上線のふじみ野駅、坂戸駅、東松山駅。賞品は東武百貨店 池袋本店の8階催事場に設けられた、特選カウンターで受け取れる(1人1点まで、なくなり次第終了)。

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