「現状に不満で可能な限り多くプレーしたい」…序列落とすエリクセンが指揮官との対話明らかに 「僕はそれを尊重する」

ユナイテッドMFエリクセン。[写真:Getty Images]

デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンがマンチェスター・ユナイテッドでの現状を指揮官と話し合ったようだ。

ユナイテッド在籍2年目で公式戦65試合の出場数を誇るエリクセンだが、ヒザの負傷とコビー・メイヌーの台頭で出番が減少。直近のFAカップ準々決勝でも80分からのプレーとなり、今季の先発数は出場した21試合のうち、11試合にとどまる。

イギリス『メトロ』によると、32歳MFは代表先で『Tipsbladet』のインタビューに応じたようで、プレータイムの少なさを巡り、エリク・テン・ハグ監督とのやり取りを明らかにした。

「プレーしないことに満足していないのは前から言っているけど、夜も眠れないというわけじゃない。チームはパフォーマンスを発揮しているし、自分が担う役割も尊重しないといけない。僕としては懸命に働いて、どの試合でもフレッシュな状態でいるのが大切で、そうしている。今では以前よりも自分の役割を受け入れるのが簡単になった」

「エリクとは現状に不満で、できるだけ多くプレーしたいと話し合った。でも、僕も起用可能で、備える必要がある。今も、これからもね。彼は自分が選んだチームであり、コビーがうまくやっていて、中盤の残りメンバーも良いパフォーマンスをしていると言った。トップクラブならではのポジション争いが存在する。素晴らしい競争がある」

そんなエリクセンはまた、「指揮官の決断を尊重するか?」との問いかけに「もちろん、できる限り多くプレーしたいし、長い目で見たら心配になる。当然だけど、いつもベンチに座っていたくもない。でも、チームをいじって勝つことがあっても、勝ったチームをいじらないのはよくあること。僕はそれを尊重するよ」と返している。

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