「ペロブスカイト太陽電池」都庁で実装検証 小池記事「技術を世界に発信していきたい」

次世代太陽電池として期待される「ペロブスカイト太陽電池」の実用化に向け、東京都は3月19日から電池の有効性を確認する実装検証を始めました。小池知事は「技術を世界に発信していきたい」と意気込みました。

都庁の展望室で検証が始まった「ペロブスカイト太陽電池」は、薄く、軽量で折り曲げることもできる太陽電池です。実装検証は民間企業と連携して行われるもので、展望室にこの太陽電池を搭載したセンサーを設置して進められます。

展望室内で発電した電力を利用して温度や湿度などを計測し、集めたデータを常時ホームページで誰もが見れるようにすることで、耐久性などのほか通信状況の有効性も検証します。

次世代の太陽電池の実用化に向けた実証に、小池知事は…

小池知事:「薄くて軽くて曲がるという、大変使い勝手がいいということ。屋内においても高い発電性能が維持できる。素晴らしい技術を世界に発信していければ」

この実証は、来年4月まで行われる予定です。

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