新潟上越市で60代男性2人が計100万円超の詐欺被害、パソコン画面に「ウイルス感染」や「不正アクセス」が表示されたら注意 電子マネーでの支払い要求は詐欺!

 新潟県警上越署は3月19日、上越市の60代男性2人がそれぞれ架空料金請求名目で電子マネーをだまし取られる特殊詐欺被害があったと発表した。

 上越署によると60代男性は3月10〜11日、自宅でパソコンを見た際、「トロイの木馬に感染した」と表示された。画面の番号に電話すると、ソフトウエア会社を名乗る男に「修理保証に5万円かかる。電子マネーで支払って」と指示され、複数のコンビニエンスストアで電子マネーを購入。その後も「コード番号が間違っている」と要求され、9回にわたり計107万5000円をだまし取られた。

 別の60代男性は3月15日、自宅のパソコンに「不正なアクセスです」と表示があり、指定された番号に電話すると、片言の日本語の男に「対処費用として3万円を電子マネーで支払って」と要求され、3回にわたり計11万円をだまし取られた。

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