「愛犬が好きな音」圧倒的1位は「ごはんやおやつを準備する音」、ダントツの「嫌いな音」は人間も苦手

株式会社PLAN-Bが運営をするINUNAVI(いぬなび)がこのほど、全国10代~60代の犬の飼い主200人を対象に行った「愛犬の好きなもの嫌いなもの」に関するアンケート結果を公表した。

「愛犬が好きな音は?」(複数回答)のベスト5は次の通り。
1位:ごはんやおやつを準備する音(80人)
2位:インターホンの音(17人)
3位:おもちゃの音(15人)
3位:解錠の音、ドアが開く音、ドアノック(15人)
5位:車やバイクなど家族の乗り物の音(12人)

同調査では「食べることを楽しみにしているわんちゃんにとって、飼い主さんが準備している音はたまらないのでしょう。一般的にはビニール袋などの『カサカサ』という音がわんちゃんが好きな音ですが、良い経験をした覚えがある場合では、ドッグフードを器に入れている音、食器を用意する音や包丁で何かを切っている音、冷蔵庫を開ける音なども好きな音になるのは不思議なことではありません」と分析している。

「愛犬が苦手な音は?」(複数回答)のベスト5は次の通り。
1位:雷の音(87人)
2位:バイク・車・電車・飛行機の音(16人)
3位:チャイム・インターホンの音(15人)
4位:サイレン・クラクション・選挙カー(12人)
4位:花火(12人)

苦手な音に関しては「わんちゃんが雷の音を苦手な理由は、重低音の大きな音や振動がするということはもちろん、気圧の変動を感じていたり、静電気を感じ取っている、雷によって発生するオゾン臭がイヤ、飼い主さんが怖がるから怖いものだと思うなどさまざまなことが考えられます。『雷恐怖症』であった場合は、家から逃走したりパニックの度合いによっては命にかかわる自体になることもあるので、愛犬が雷の音を嫌がる・怖がる場合は飼い主さんが落ち着いて、優しく声をかけたりだっこしてあげるなど対処してあげることが大切です」と呼びかけた。

また、「動物学者によれば、低い声は天敵となる大きな動物を連想させ、高い音は獲物の鳴き声や仲間とのコミュニケーションによく使用するため、好まれる傾向にあるのだとか」と記している。

(よろず~ニュース調査班)

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