鳥取砂丘コナン空港（鳥取市）は19日、サイクリング自転車の組み立てや解体作業スペースとなる「サイクルステーション」をお披露目した。同空港を管理する鳥取空港ビルが到着ロビーの玄関横に新設した。空港を利用するサイクリストや地元愛好家に、より気軽に県内のサイクルツーリズムを楽しんでもらう。
ステーションには、フロアマットやバイクラックを設置した。県がナショナルサイクルルート指定を目指す「鳥取うみなみロード」の紹介パネルもある。空港内の案内カウンターでは工具や空気入れの貸し出しのほか、タイヤチューブの販売、レンタサイクルの受け付けも行う。更衣室も用意した。整備には県の補助金を活用した。
完成式典には、自転車系ユーチューバーとして活躍するおおやようこさんと、あむちゃん！さんがゲスト参加。真新しいステーションで自身の自転車をスムーズに組み立てた。
全国各地で体験した自転車旅を発信する2人は「組み立て場所に悩んだり、着替える場所に気を使っていたりした経験は多いのでありがたい」「空港の玄関口からサイクリストを受け入れてくれていて安心」と感激していた。
