マンチェスター・U、テン・ハフ監督の後任としてサウスゲート監督を第一候補に EURO閉幕後に招へいか

写真:マンチェスター・Uはサウスゲート監督の招へいに動くという

今夏、マンチェスター・ユナイテッドは、エリック・テン・ハフ監督の後任としてイングランド代表のギャレス・サウスゲート監督を第一候補に挙げているという。イギリス『Daily Star』が報じている。

イギリス人資産家で『INEOS』の会長を務めるサー・ジム・ラトクリフ氏が、マンチェスター・ユナイテッド株式の27.7パーセントを取得して以来、クラブ上層部の変革を行っている。今年1月にはライバルのマンチェスター・シティからオマール・ベラダ氏をフットボール部門の最高経営責任者として迎え入れた。さらに現在は、ニューカッスルのスポーツディレクター(SD)のダン・アシュワース氏の招へいに動いている。

サウスゲート監督は、今夏にドイツで行われるEURO2024に向けてイングランド代表の活動に精力を注いでいる最中であり、契約は2024年12月まで残されている。イングランドサッカー協会(FA)は、2026年に行われるワールドカップ後までの任期延長を望んでいるが、現在は契約延長の進展は見られていない。

『Daily Star』によると、ラトクリフ氏はマンチェスター・ユナイテッドのレジェンドと、テン・ハフ監督の後任を誰にするのかという会談を行ったという。その会談ではサウスゲート氏の名前が第一候補に挙がり、EURO2024の閉幕後にマンチェスター・ユナイテッドが招へいに動く予定と伝えられている。

マンチェスター・ユナイテッドのSDに就任間近と伝えられているダン・アシュワース氏は、2012年から2019年までFAのエリート育成ディレクターを務めていた。2016年にイングランド代表に就任したサウスゲート監督とは約3年間ともに仕事をしており、親密な関係を築いているという。

3月の国際親善試合を戦う、イングランド代表の招集メンバーを発表する会見で、今後の去就を問われたサウスゲートは「そのことに関してはリラックスしている。7月中旬にどこにいるのかわからないが、トラファルガー広場で優勝祝勝会をする願望しかない」と語っており、自身の将来については明言を避けている。

© 株式会社SPOTV JAPAN