ベルギーのヘンクは現地３月19日、神村学園高を卒業した吉永夢希の加入を正式発表。クラブの公式サイトは「４年半の契約を結んだ」と伝える。
同サイトでは吉永のキャリアを以下のように紹介する。
「U-17日本代表ではアジアカップで優勝し、５試合で３アシストを記録して優勝に大きく貢献した。日本人の左サイドバックは今シーズン、11試合で６アシストを記録し、その実力を発揮。母国でもすでにその才能の片鱗を見せている。
そのため、ヨーロッパで高く評価されているユースアカデミーや、日本のチームからも関心を持たれていたが、彼はヘンクのプロジェクトを好んだ」
最初はセカンドチームでプレーし、トップチーム昇格を目ざす。セカンドチームでテクニカルコーディネーターを務めるスタイン・ヘルダーマンスも期待を寄せる。
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「左サイドバックは国際的に見ても、クオリティの面で充実させるのが難しいポジションだ。だが、ユメキが解決してくれるだろう。驚異的な身体能力と優れた技術、大きな推進力を兼ね備えているからね。
私たちの攻撃的なプレースタイルでは、サイドのディフェンダーが攻撃の原動力になる。来季からはヨン・ヘンク（セカンドチーム）の主軸となり、次のステージではA代表の座を争うことになるだろう」
Jリーグを経由せず、いきなり欧州の舞台に飛び込んだ吉永。特大のポテンシャルを秘める18歳の俊英の飛躍に注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
