「最初に挙がるのは彼の名前だ」AZ菅原由勢、インテル右サイド補強の第1候補か。伊メディアが報道「列車のようにサイドを走る」

菅原由勢とAZの契約は2025年6月末までだ。つまり、今季が終わると契約は残り1年となる。当然、去就が注目されるタイミングだ。そして菅原にはビッグクラブが関心を寄せていると言われる。

イタリアの一部メディアによると、かつて長友佑都が所属したインテルが菅原に興味を示しているという。3-5-2を基本布陣とするなか、右サイドのデンゼル・ドゥムフリースは今季終了後の去就が取りざたされている。1月に獲得したタジョン・ブキャナンは出場機会を得られていない。

『calciomercato.com』によると、インテルはブキャナンを獲得する前から菅原に注目していたとのこと。最終的にブキャナンを選んだが、「スガワラのアイデアはインテル内にまだ残っている」という。

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同メディアは3月18日、「フロントは気に入っており、右サイドの補強が必要なら、最初に挙がるのは彼の名前だ」と、菅原のインテル移籍の可能性について報じた。

「AZのリクエストは1000~1500万ユーロ(約15億5000万~23億3000万円)。インテルがもっと深く関心を寄せたら、国外と競争することになるかもしれない。スガワラにはウェストハム、リバプール、スポルティングのうわさがある」

また、calciomercato.comは、菅原について「列車のようにサイド全体を走り、必要に応じてCBやトリデンテの右ウィングもできる」と紹介。AZとの契約が残り1年となることから、「評価額を下回る金額で獲得できるかもしれない」とも伝えている。

菅原がセリエAや日本代表で長年にわたってSB/WBとして活躍した長友に続く可能性はあるのか。今後の進展から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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